MESSAGE
Supporting Youth and Ventures to Keep Creating Miracles
グローバルパートナーズ株式会社
代表取締役社長
山本 康二
38年前、社会への違和感から
若者・ベンチャーの台頭を追求してきた
For 38 Years, Driven by Social Discontent,
We've Fostered the Rise of Youth and Ventures
幼少期から聖徳太子や坂本龍馬、リンカーンなどの伝記を読み、誰もが大人になったら人生をかけて新しい時代を作っていくんだと思っていました。
小中学校では優等生でしたが、偉い人たちが決めた道の上をルールに従って進んでいくのではなく、自分達で新しい時代を作っていきたいと、徐々に社会や学校の勉強に違和感を感じるようになりました。
15歳、尾崎豊などロックを聞きながら、100点が狙えるテストを白紙で提出したその日に、僕は違和感との戦いを始めました。
無名の中小企業に入社し「年齢学歴性別不問、一緒に日本一を取ろう」と、同じ違和感を持つ仲間を1万人集め100万社の企業から1000億円を超える売上を獲得しました。
28歳、取締役本部長として日本最速で東証一部上場を果たし、時価総額数兆円で国内トップ10にランクインしました。
さらに若者やベンチャーの台頭を目指し、日本中の若い会社に1000億円の出資をしましたが、「無謀」だと世間に出る杭として叩かれました。
33歳、100社以上の出資先が上場し、1000人近い若い経営者を輩出し、今度は逆に「これからの日本はやはり若者の時代だ」と世間から賞賛されるようになりました。
その勢いと仲間たちのおかげで、数多くの業界で大手を抜きシェア1位を獲得し、売上累計1兆円を樹立する事ができました。
38歳、日本国内の違和感との戦いに勝利した気分で世界にステージを移し、アリババやドバイで日本製品の輸出を拡大し日本経済を成長させる挑戦をスタートしました。
15年間で2500社の海外市場への進出を支援しましたが、ほとんどの産業に海外新規市場で戦える人材や体制が揃っていないためビジネスが進まず、当社は苦難と赤字決算の連続でした。
海外での損失とコロナですべてを失い、海外から一時帰国し日本国内を見渡すと違和感ばかりでした。
日本は戦後、高度成長し世界一豊かになった直後から、出生率・成長率・生産性が低い国のまま30年も浮上できずにいます。
偉い人たちは変化が遅く、政治や教育、各産業の構造改革やAI・グローバル競争への対応が進んでいかない中、新しい時代を作るべき若者に目を向けると、不景気の中で生まれ育った学生の多くは、安定した道、大手企業への就職を目指しています。
「国家、企業は人なり」と言います。当社は日本の若者やベンチャーの挑戦を再度応援し、20年前にできた若者達によるムーブメントを今度は国内と海外で興し、違和感と戦っていきたいと考えています。
Let’s Seriously Make Some Noise!
僕が会社を経営する上で一番大切にしていることは、僕らと関わるベンチャー企業や、共に働く若者たちが成長すること。
グローバルパートナーズという社名には、海外ビジネスの意味だけではなく、「学歴、性別、国籍といった垣根を越えて、挑戦する人たちと仲間になる」という思いが込められています。
僕は、どれだけ儲かりそうであっても、本気で挑戦しない会社と取引きするつもりはないし、学歴やキャリアだけを見て人を採用することもない。どんな経歴の人であっても、本気で挑戦する人なら一緒に仕事がしたいし、応援したい。そうして集まってきてくれた人たちと共に成長して、世の中を変えていけることに、無上の喜びを感じるのです。
挑戦者達と、固定化された社会の構造や価値観を破壊し、新しい時代をつくるという意味では、封建制度を覆して新時代を切り拓いた明治維新の志士に近いかもしれません。むろん、我々の蜂起は彼らと違って平和的なものです。しかし、そこに流れている世直しの想いには共通するものがあると思います。
今、日本に必要なのは、生産性と成長率の高い企業です。 一人一人の生産性が3倍になれば、労働人口が半減しても今以上の豊かさを確保できる。 だからこそ、革新的でイノベーティブな挑戦を続ける企業や仲間を応援しています。
先人達がしてきてくれたように、次の世代が安心して暮らせる日本にするまで僕は死ねません。第一線で挑戦し続けますが、若者達には僕や偉い人達を早く倒して安心させてほしいです。
さあ、一緒に大暴れしましょう!
グローバルパートナーズ株式会社
代表取締役社長
PROFILE
尾崎豊に感化され、学歴社会と年功序列に違和感を感じた学生時代。同じ信念を抱く光通信に入社後、数々の事業で国内トップシェアを獲得し、日本最年少最短で上場した光通信の取締役に28歳で就任。1万人の営業組織を構築し、100万社の顧客から獲得売上は累計1兆円を超えた。さらに、投資した100社以上のベンチャー企業がIPOをし、これまで680名以上の経営者を輩出。複数の上場会社の代表やアリババの日本事業の立ち上げを経て、現在はグローバルパートナーズの代表を務めている。日本一若者を信じる会社の代表として、日本一給料の高い会社を目指し、若者向け教育事業、ベンチャー企業支援、グローバル人材事業などに力を入れている。