ドバイビジネス
海外に長く出ると、日本の風習や、味が恋しくなる駐在員のおツルです。
そんな駐在生活ですが、ここドバイは日本食レストランが多く、日本食を手軽に食べることができます。
そうはいっても、現地では手に入らない材料もあり、日本の料理を完全再現できないこともあったりするのですが。
そんなドバイの日本食を扱うレストランの数は現在200店舗弱(2016年5月現在)。
中には本場の味を追求したもの、現地の方たちが好む味にアレンジされたものと様々です。が、なんといっても「高い!!」。
ここドバイで日本食を1食分楽しむとなると、ある店舗では1人あたり200ディルハム(≒6000円)かかってしまったりします(もちろん100ディルハム以下で食べられる日本食レストランもあります)。
私も日本人として日本食にはうるさいので、なかなか「これっ!」といったお店は見つからず、苦労しています…
しかし!少しばかり高いけど、無性に行きたくなってしまう日本食レストランが、ロケーションばっちりのUmm Suqeim*にあります。
特にここの海鮮味噌スープは最高!世界一だとおもいます笑(あくまで私個人の所感ですが)
その上びっくりするのが、実はここのレストラン、客層は9割が現地人(UAE出身の人)、1割がヨーロッパ圏の方々です。
日本人はもちろん、アジア人でさえ、私とその友人以外はお見かけしたことがありません。
とにかく現地の方に支持されていて人気、かつ私のおすすめ日本食レストラン「ORIGAMI」です。
価格帯は45~90ディルハム(≒1400~2700円)、この立地では安めな方。1人あたり平均約150ディルハム(≒4500円)ぐらいで食事ができます。
私の自宅近くにも出来たらという願いも込めて、「ブランチ数を増やしたら?」と提案をしたものの、オペレーションが回らなくなるのと、1店舗に絞り「ORIGAMI」ブランドを定着させたいと熱く語ってくれたオーナーとシェフ。私のはかない願いは届きませんでした。笑
ところで、どんなものが好まれているかというと、一番人気はもちろん「SUSHI(寿司)」ですが、日本では見かけない寿司ロールです。
味はというと、具材の旨味と醤油の絶妙なバランス。日本人にとっては少し濃い目の味付けです。これは、魚の生臭さが苦手な人のための工夫を施している為に味付けを濃くしているのだとか。
写真が一番人気の「O’ Signature」。
中にはサーモン、かにかま、海老の天ぷら、アボカド、キュウリ。トッピングにサーモンのすり身、マヨネーズ、チリソース、一味、とびこをのせ、蒲焼のソースをかけた一品。
日本ではなかなかお目にかかれない形式の「SUSHI」ですが、それぞれの食材が口の中で合わさった時の味のコンビネーションは何とも言えません。
これからドバイに行こうという方も、もうすでにドバイに住んでいる方もドバイの絶品日本食を試していただくことをお勧めします。
日本から遠く離れ、気候も全く違うドバイ(ほかの国でも言えますが)で、ローカライズされていながらも私たち日本人も舌鼓を打つ日本食に出会うというのも一興です。
学生の頃、恩師に言われた言葉、
世界には言語が違っても通じるものが3つある…それが「音楽、美術、食」。
海外で駐在するようになって、この言葉を改めて実感しているのでした。
*Umm Suqeim=富裕層が多く住む、海に面したエリア。ヨットハーバーやホテルのプライベートビーチ、サーフィンスポットもある。
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