ドバイを中心とした海外進出ができる。3000社以上の支援経験

虫眼鏡 検索窓

×

TOP >  もしかして勘違いしている?
実はドバイに石油王はいない?
TOP >  ドバイビジネス >  もしかして勘違いしている?
実はドバイに石油王はいない?

ドバイビジネス

記事カテゴリ

記事を絞る

目的から探す

海外販路開拓についての
お問合せ・無料相談

ドバイビジネス最新記事

記事閲覧ランキング

直近1週間直近1ヶ月

2016年7月13日

GP

もしかして勘違いしている?
実はドバイに石油王はいない?

アラブと言ったら石油、石油と言ったら石油王!

日本の方に『ドバイに営業拠点を持っている』と話すと、よく言われることがあります。

それは、『石油王を紹介してくれ』ということ。

 

私も、2013年にこの事業の立ち上げに関わるまでは、アラブのイメージとして、

真っ白な民族衣装(カンドゥーラ)を来た男性、砂漠にラクダ、そして石油…石油王というイメージを持っていました。

 

king_oil_image4

 

ドバイの石油収入はGDPの1-2%程度

ドバイの周辺国は産油国ばかりです。世界の埋蔵量の半分以上が中東地域にあるとも言われています(経済産業省・資源エネルギー庁:2013年データ参照)。

 

それなのに、ドバイでは幸か不幸か、石油がほとんどと言っていいほど出ないのです。

実際、ドバイのGDPに占める石油産業の割合は、たったの1-2%程度しかありません。(ドバイ統計局:2015年度データ参照)

 

朝の情報番組でドバイが取り上げられたとき、キャスターの方が、

『ドバイは石油で儲けた国でねぇ~』と発言をしたのを目にしたことがありますが、それは大きな勘違いなのです。

※番組ゲストの方がすぐに訂正していました。

 

観光と貿易を中心として国づくり

ではどうやってドバイは収益をあげているのか。

それは、近隣諸国の『観光』と『貿易』の中心になることでした。

 

ドバイは『観光』の中心となるため、あらゆる世界一をつくり、観光資源の整備をしていきました。

世界一高い建物(ブルジュカリファ)、世界最大規模のショッピングモール(ドバイモール)、

世界最大の人口島(パームジュメイラ)、世界最高の七つ星ホテル(ブルジュアルアラブ)、などなど、多くの観光客が世界中から訪れたくなる国の創造を目指しているのです。

 

一方で、『貿易』の中心となるため、『空』と『海』で世界を結ぶ港を整備したのです。

2015年、外国人利用者数が世界一位となった空港(ドバイ国際空港)や、建設中の新空港(アルマクトゥーム国際空港:成田空港の約5倍の規模で世界最大級の国際空港となる予定)が『空のハブ(中継)』となり、世界最大の人口港(ジュベルアリ)が『海のハブ』として、世界中からヒトとモノが集まっているのです。

 

 

ここがポイント!

ドバイでは石油がほとんどとれないため、『観光』と『貿易』で国を創ってきたのです。

『石油王』ではなく、世界中から集まっている『貿易商人』とパートナーシップを構築していくことが大事なのです。

※ドバイにも石油王はいるかもしれませんが、その油田はドバイ以外の国にあるはずです

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします!

当社の海外進出支援サービスに興味をお持ちの方は
まずはご相談を。

お問合せ・無料相談
はこちらから

定期的に海外ビジネス情報を配信。グローバルパートナーズ・メルマガ無料会員の【特典】

現地駐在員だからわかる情報も豊富に盛り込まれております。
「海外進出を考えている方」や「まだ考えていない方」もまずは登録しましょう。

  • 海外バイヤー
    引合情報

  • 最新海外
    ビジネス情報

  • 現地業種別
    市場レポート

  • 海外進出
    事例

  • 主催セミナー
    無料案内

≫無料メルマガ登録はこちら≪
無料相談・お問合せ ×