ドバイビジネス
ドバイと日本の自転車
ドバイと聞いたときに、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
お金持ちが多い灼熱の国をイメージをされる方が多いのではないでしょうか。
そんなドバイへ向けて、日本の自転車を輸出したいとの相談をいただいたことがあります。
そもそもドバイのお金持ちは自転車に乗るのだろうか?そうでなくても灼熱のドバイで自転車に乗る人はいるのだろうか?
色々な疑問が湧く中で、私はドバイにおける自転車の市場性を調べてみる事にしました。
ドバイの交通事情
交通渋滞はもはやドバイ名物とまで言われており、ドライバーにとっては悩みの種となっています。
特に朝夕の通勤時間帯は、より混雑しています。
そして、その慢性的な渋滞は、ドバイの交通事故を頻発させる大きな原因であり、深刻な問題となっているのです。
ドバイ自体が小さなエリアにビジネス・観光が凝縮した街で、自転車での移動も不可能ではないと考えると、無駄な事故・トラブルを避けたい人は、自動車よりも自転車を選ぶかもしれません。
ただ、やはり気候の問題もあり、移動手段として自転車を活用することは難しそうです。
現在の自転車の主な消費者層も、自動車を購入できない所得者層がほとんどです。
日本の自転車がドバイに入る一番の理由は、あくまで、ドバイを中継して中近東・アフリカへ再輸出するためであり、実際のところドバイで移動手段として自転車に乗る人を見る機会はまだ少ないのが現状です。
ここがポイント!
それではドバイでは、自転車の需要はないのでしょうか。
私はそうとは言い切れないと考えています。
ローカルと言われる現地出身の人は、移動手段として自転車を利用することはほぼありませんが、エクササイズを目的として乗ることはあるようです。
その背景として、ドバイの成人の約3割が糖尿病と言われており、特に国民全体の6割程度が肥満か糖尿病、もしくは両方を患っている深刻な現状があるのです。
日本の子供にとって自転車は、とても身近な存在であり行動範囲を広げてくれる大切な相棒です。
ドバイの子供達にも、自転車の普及によって健康的に育ってもらいたいなと思います。
安心、安全、健康的な日本の自転車をドバイに!!
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