ドバイビジネス
こんにちは。
Yです。今回は、駐在員の目線から、ドバイでの住まいの探し方についてレポートします。
ペルシャ湾に沿って近代的な街が広がるドバイ。異国情緒たっぷりの街並みや郊外に広がる砂漠…
旅行と住むのとでは大分事情が異なりますが、外国人比率が高いドバイはイスラム教徒以外の人々にも住みやすくなっています。
ドバイは埼玉県と同じくらいの大きさですが、エリアによって随分様相が異なります。
またメトロやバスなどの公共の交通機関はありますが現地に居住している人の多くが車で移動しますので、勤務地や生活スタイルの中で渋滞も考慮した立地に住居を決める必要があります。
日本からの駐在員が多く住んでいるエリア
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、ドバイに居る在留邦人数は2,797人(2015年データ)だそうです。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000162700.pdf)
昔からドバイに駐在している企業は、アル・グレアやハイアット・リージェンシーを定宿にしており、異動のたびに、後任が引き継ぐことが繰り返されて来ました。
また、日本人学校のバスが、そのいずれにも朝迎えに来てくれることから、これらは人気の場所になっています。
最近は、少し割高ですが、Downtown、Marina、JBR、Greensなどが若い人を中心に人気になっています。理由は、Jebel Aliに近いこと、Deiraの渋滞を避けたいということなど色々あります。
住宅の種類
◎賃貸物件
種類は様々ありますが、ホテルアパートメントに比べ1~2割程度割安な場合が多いです。
・アパートメント
日本でいう賃貸アパートや賃貸マンションです。
物件により設備や内容も大きく変わります。家具付き、ジムやプール付き、常駐セキュリティ付きなど充実しているほど賃貸料は高くなります。冷房代が家賃に含まれているケースと別払いのケースがあります。間取りはスタジオ(ワンルーム)から様々な大きさがあります。
スタジオタイプの例です。このワンルームにキッチンとバストイレが付いています。
・ヴィラ
いわゆる一戸建て一軒家と長屋状に連なったコンパウンド形式のものがあります。賃貸する場合は1軒まるまる借りる場合から1室シェアするケースがあります。ドバイの高級住宅街であるJumeirahやUmm Suqeimに多くあります。
◎「ホテルアパートメント」
ホテルなどに付随しているアパートメントを指します。 家具や電化製品、台所用品が付いている場合が多く、基本的にホテルのサービスも使用できます。他の形態に比べて割高ですが、利便が良いのがメリットです。一般的には単月から長期まで滞在可能で光熱費も賃貸料に含まれる場合が多いです。
探し方
・ネットで探す
不動産会社などが運営するサイトやdubizzle、Airbnb(ドバイのウェブサイト)の活用。
こちらではドバイにいなくても住居を検索できるので事前にあたりをつけるのに有効です。
・”To Let(米でいうFor Rent)”の看板や張り紙を探す
町中で看板や張り紙を探しながら住みたいエリアと物件を探す。
一見手間に思いがちですが周辺環境の情報収集もでき、効率的な方法です。
・リロケーション会社に依頼する
手数料はかかりますが、部屋探しだけでなく、諸手続きのトータルサポートもしてくれるので便利です。
ドバイは1年契約で1年分先払いが基本ですが、家主との直接交渉により契約期間や支払方法、手数料が安くなることがあります。
住まい探しへのスケジュール
日本人はドバイ入国時に30日の観光ビザで入国できます。さらに現地で追加料金を支払うことでプラス30日の延長が可能となります。つまり60日の滞在が可能になります。
しかし、就業先が決まっているのであれば、事前に準備することにより最短での就労ビザ入手や住まいの決定ができホテル住まいを長引かせずとも済みます。
ドバイで就業するには車の運転も必須となってきますので追々そのあたりもレポートしていきます。
中東進出を検討している企業の方、英語力を活かしたいという求職者の方、お気軽にお問合せいただければと思います。
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