ドバイビジネス
日本でドバイの話をしていると、しばしば治安の話になる事があります。
実はドバイが日本にも勝るとも劣らないほどの治安の良さを誇っていることを話すと、驚かれる方が少なからずいます。
今回は、煌びやかなだけではない安全なドバイとその裏側をご紹介をしていきたいと思います。
まず、ドバイは居住者のほとんどが海外からの流入者となっており、ドバイ全人口の約80%を占めます。
その多くは建設現場での仕事を求めて出稼ぎ労働者として入国しています。
基本的に定職に就かない外国人労働者は居住を認められていないため、私たちのような駐在員と同様に、出稼ぎ労働者も職を失えば、1ヶ月以内にその雇用主の会社が責任を持って帰国させなくてはならないというルールとなっています。
雇用主である会社がこのような規則を守らない場合は、その罰則として営業ライセンスを剥奪され、会社を続けられなくなる危険性があります。
失業による貧困は犯罪の温床となりますが、前述のとおりドバイに居住する人はビザ取得の条件として何らかの職についており、ある程度のお金を持っているため、この点からもドバイの治安の良さを伺えます。
事実、街を歩いていても子供の物乞いなどを目にすることは全くといっていいほどありません。
さらには、スーパーパトカーばかりが取り上げられますが、実はドバイ警察の力も非常に大きいといえます。
ドバイ政府は犯罪の未然防止に膨大な労力とお金をかけています。
実際にドバイ警官数は約2万人と言われており、人口あたりの配置数で比較すると日本の6倍にあたるのです。
それでも街中にライフルを持った制服警察官があふれ物々しい雰囲気を感じるというようなことはなく、まして威嚇用のマシンガンや大砲を目にすることは決してありません。
また、ドバイでは多くの人が集まるショッピングモールやホテルでは、必ずと言ってよいほど私服警官が配備されているようです。
情報をお金で買い取る仕組みも徹底されていて、人の集まる場所には特殊任務をアルバイトとしている人物が必ずいます。
それだけでなく、一般の人が不審と感じたことを気軽に警察に通報できる「アル・アミーン・サービス」というシステムがあります。因みにアルは定冠詞、アミーンは「正直」を意味します。
街中の至るところには監視カメラも設置されており、その数は2万台(2010年時点)とも言われており、空港内にも高性能な監視カメラがあるので、入国審査の列で待たされても決して失礼な態度をとってはいけません。
ここがポイント!!!
日本では「安全と水はタダ」と考えがちですが、一歩海外へ出ると全ての国がそうではないことに気づきます。
しかし、ドバイは今回ご紹介したとおり非常に治安が良いといえます。
ドバイの治安を不安に思い、それがネックで進出にブレーキをかけている方がいらっしゃいましたら、本記事でその不安を少しでも取り除くことができたら幸いです。
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