ドバイビジネス
そもそもGCCとは?
GCCとは、1981年に、防衛・経済をはじめとするあらゆる分野における参加国間での調整,統合,連携を目的としてサウジアラビア,アラブ首長国連邦(UAE),バーレーン,オマーン,カタール,クウェートによって設立された国家間の連携体制です。
その本部(事務局)はサウジアラビアの首都リヤドに所在しています。
正式名称は,「Cooperation Council for the Arab States of the Gulf(アラビア語:Majlis Al-Ta’aawni li Duwali Al khalyiji Al-‘arabiya)」ですが,Gulf Cooperation Council(GCC)日本語では「湾岸協力理事会」という略称が用いられることが多いです。
また、GCC統一関税法によりGCC諸国からの輸入品は課税が免除される事となっており、このことからGCC内での貿易(特に再輸出)は盛んになっています。
GCC内の人口は約5,150万人(2014年IMFデータより)で、そのGDPは約1.6兆ドル(2014年GCC統計局データ)ということから、一人当たりのGDPは約31000ドルです。
ちなみに2014年度にIMFが公表しているデータによると、日本の一人当たりのGDPは約36,194ドルとなっており、この値を見るとGCC内の経済力、購買力は高いことがわかります。
サウジアラビアをご紹介
今回はその中でも、UAEの大きな再輸出先ともなっている、サウジアラビアをご紹介していきたいと思います。
以前記事でもご紹介した通り、弊社では日本人以外のメンバーも多く、サウジアラビアからのインターンもいるということで住んでいないとわからないようなこともご紹介できればと考えています。
サウジアラビアの基本情報
正式名称:サウジアラビア王国(Kingdom of Saudi Arabia)
首都:リヤド
人口:3,089万人(2014年IMFデータ)
- 自国民:73%
- 外国人:27%(出身別:アジア20%,アラブ6%,アフリカ1%,ヨーロッパ1%)
言語:アラビア語(公用語)
外国人比率の中で最も多かったのは、日本人も含まれるアジア人と言いうことでしたが、サウジアラビア出身のインターン生に話を聞くとサウジアラビアで日本人を見る機会はほとんどなかったということでした。
それもそのはず、在サウジアラビア日本大使館の情報によると、2014年10月1日時点でサウジアラビアにいる日本人の数は925人でその比率は約0.003%ということなのでその少なさがうかがえます。
アジアと言ってもそのほとんどがインド人や中国人で、その状況はUAEと似ているかもしれません。
また、首都はリヤドということですが、ビジネスが発展している都市はジェッダという都市ということです。
ここがポイント!
まだまだ、日本人にとってはなじみの薄いサウジアラビアですが、その文化や習慣をよく理解することによってターゲットとなる市場が広がればと思います。
次回はもっとサウジアラビアの生活にフォーカスしていきます。
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