ドバイビジネス
石油のイメージが強い中東ですが、実はそのほかのエネルギー産業にも力を入れているのもご存知でしょうか?
以前にも何度か取り上げましたが、
ドバイでは石油がほとんど出ません。
事実、ドバイ全体のGDPに占める石油部門の割合は1-2%程度とかなり低い水準となっています。
毎年のDubai custom(ドバイの国税局)が発表するGDPも、Non Oil(非石油産業) 部門 と Oil(石油産業) 部門で分けられています。
実際、例年のドバイGDPにおける95%以上は非石油産業部門で占められており、将来的には石油への依存を完全になくす予定です。
今回はその中で、石油に頼らないドバイの太陽光エネルギーへの取り組みに注目していきます。
ドバイでの太陽光の需要は?
2015年には、ドバイ首長のシェイク・モハメド殿下が「ドバイクリーンエネルギー戦略2050」を発表しました。
プランの内容としては、
都市エネルギーのクリーンエネルギー比率を2020年までに7%、2030年までに25%、2050年までに75%に高める目標を掲げるというものです。
クリーンエネルギー(Clean Energy)とは、電気、熱などに変換する過程で二酸化炭素、窒素酸化物などの環境被害を及ぼす恐れのある有害物質を排出しない(または少ない)エネルギーのことです。 一般的には自然エネルギーと呼ばれる太陽光発電システム、太陽熱温水器、水力発電、風力発電、地熱発電などが挙げられます。
それに加えて、270億ドル(約3.3兆円 ※2015年当時のレート計算)の資金を投じてクリーンエネルギープロジェクトに低金利の融資を提供する事を可能にするドバイグリーンファンドの立ち上げや、ドバイを次世代クリーンエネルギーテクノロジーにおける国際的な研究開発にすることも掲げています。
その中で、注目する施策の一つとしてドバイにあるすべての屋根という屋根への太陽光パネルの設置を義務付けるというものです。これは、2030年までに達成することを目標としており。これにより太陽光パネルへの需要の高まりが期待されます。
実は、ドバイでの日々の営業活動をしている中で、太陽光パネルを探し求めているバイヤーも少なくありません、
ここがポイント!
ドバイでのクリーンエネルギープランの発表から起こる太陽光への需要に注目し、ドバイへの進出を考えてみてはいかがでしょか?
前述したように、ドバイで得られている太陽光に関するバイヤーニーズに関してのお問い合わせも受け付けております。
ご興味がございましたら一度お問い合わせを。
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