ドバイビジネス
来たる10月26日にドバイの「Tom&Serg」というカフェで2回目となる「ラーメン・ナイト」が開催されます。
前回今年3月に開催されたときは、ラーメン、ギョーザ、サラダ、デザートの1セットで130AED(日本円にして4,000円近く)するにも関わらず開始から3時間もかからないうちに300食が完売したそうです。
提供されたラーメンは5種類。
子牛の肉がトッピングされた醤油味、シーバスの味噌味、鶏肉の塩味、北京ダックの乾麺、ベジタリアン用。イスラム教の教えに従って豚を使わないラーメンメニューを考案したとのことで、豚肉のチャーシューや、豚骨はもちろん使用されていません。
前回の売れ行きを考慮し、今年は2倍の600食が用意されるとのことで、ドバイのラーメンファンには嬉しい夜となることでしょう。
さて、筆者も先日ドバイでビーフラーメンを食べたのですが、日本のラーメンの味を想像して食べたので、かなりのギャップがありました。値段は52AED、約1,500円です。
味噌汁にくたくたの麺がはいっており、牛肉が添えられています。ところどころ浮いているごまと唐辛子をみると七味がかかっているようです。
味も値段も個人的には次また食べたいと思うものではありませんでしたが、隣に座っていたエマラティの女性は器用にお箸を使い、とても美味しそうにそのラーメンをたべていました。
周りを見渡すと多くの人がラーメンを注文しており、人気商品のようでした。
日本人がまだ少ないドバイでは、使用できる食材が限られる中、わざわざ日本人好みになるよう作る必要はないのです。
それよりも現地の文化に沿い、そこに住む多くの人たちに受け入れられる商品にしていくことこそが重要なのだということを感じました。
※ドバイにも、特別なライセンスをとり、豚肉チャーシューを使用しているお店もあります。
ここがポイント
これから中東に商品を販売しようとするのであれば、まずは、現地の人が何を好むのかを調査し、今の商品をどのようにローカライズするべきなのかを検討する必要があります。
ドバイ視察や、市場調査にご興味がおありの方は、お気軽にお問合せください。
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