ドバイビジネス
ソフトバンクが(最大)10兆円ファンドの設立発表
2016年10月14日、何かと話題のソフトバンクがファンドを設立したと発表されました。
その額は、なんと約10兆円規模。
日経新聞で報じられましたが、孫社長が自らプレゼンを行い、サウジアラビアのサルマン副皇太子がトップを務める政府系の投資機関「PFI」との提携が実現したようです。
両社の考えが一致
サウジアラビアと言えば、世界最大の原油埋蔵量を誇る国であり、石油が外貨収入の約9割を占める石油大国です。ただ、いつまでも石油が出るわけではないため、成長するための新しい原動力を探していました。
一方で、イギリスのARMを買収(約3兆円)し、今後の成長戦略の中心として「IoT」を考えている孫社長の方針が、サルマン副皇太子のそれと一致したことが今回の巨大ファンドの設立を実現したのでしょう。
まだまだ続くかもしれない
サウジアラビアは言わずと知れたイスラム教の大国です。
『イスラムファンド』とも呼べる、ソフトバンクとサウジアラビアの投資機関との巨大ファンドの動きは、今後ますます増えてくるかもしれません。イスラムの教えでは、禁止されていることがたくさんあります。お酒、豚、賭け事(ギャンブル)、風俗(ポルノ)、などがよく知られていますが、その他に『金利』も禁止されているのです。
理由は様々ですが、多くに共通する点は、ハマってしまうと真面目に働かなかったり、堕落してしまうからのようです。
『金利』が禁止されているので、銀行に貯金するのではなく、いわゆる『タンス預金』状態なことも多く、その資金たるや莫大な金額が眠っているのではないでしょうか。
ココがポイント!
世界の人口は約70億人。
その内、イスラム教徒は約20億人とも言われています。そこには大きなビジネスチャンスが必ずあります。大きな時代の変化がきているのかもしれません。
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