ドバイビジネス
アメリカ大統領選挙、トランプ氏が勝利
全世界が注目したアメリカ大統領選挙。
両者からさまざまな問題がでてきて、TV討論会では批判しあったりと、『史上最低の選挙戦』とも言われましたが、日本のメディアではヒラリー氏が有利という報道も多かったように感じます。一方、アメリカでの予想では五分五分との見方が主流だったそうです。
いずれにせよ、今回アメリカ人が大統領に選んだのはトランプ氏。これにより、為替相場や株式市場をはじめ、世界情勢がどのように変動していくのか注目が集まるところです。
ドバイ(UAE)では大統領選挙がありません
ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)に属する、7つある首長国のひとつです。
それぞれの首長国は絶対君主制がとられていて採られていて、首長は代々世襲されています。
そして、この7人の首長で構成される連邦最高評議会こそが国家(連邦)の最高意思決定機関となります。
大統領もここで決まるですが、実際には首都であり、最大の首長国であるアブダビの首長が大統領になり、ドバイの首長が副大統領(兼、首相)になることが通例となっています。
世襲した大統領でも暴動が起きないのは
ドバイでは、近年石油はほとんど採れません。(GDPに占める石油関連の割合は1%代:2014年)
それでもアラブ首長国連邦(UAE)全体でみると、首都であるアブダビの石油の恩恵にあやかっている部分が大きいと言えます。一般的な国民の労働による税金が収益源ではないことや、首長一族による指導が優れていたことが、急速な経済発展を支えてきたと、大部分の国民が感じています。実際、UAEの国籍を持つ人には、手厚い保護を受けることができ、いわゆる『ゆりかごから墓場まで』といったところです。
ココがポイント!
ドバイ(UAE)では、豊富な石油資源と、優れた指導力を持った首長一族によって、国家が安定して成り立っています。しかし、米ドルと連動した通貨(ディルハム:AEDまたはDhsと表記)がアメリカ大統領選の影響によりどうなるのか、非常に気になるところです。
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