ドバイビジネス
2015年10月にコンビニ大手チェーンのセブンイレブンがUAEへ進出したことは、日本でも大きく取り上げられ皆さんの記憶にものこっていることとおもいます。
コンビニの店舗形態は日本でもおなじみのものとなっており、都市部ともなると少し歩けば多数のコンビニ店舗を見つけることができます。
UAEでのコンビニ事情
実は、それ以前よりUAEにはコンビニはあったのですが、その数はそこまで多くありませんでした。
2015年に進出したセブンイレブンも店舗数を伸ばしているところで、2016年11月現在で4店舗となっています。
UAEにあるコンビニと言えば、ガソリンスタンドにくっついている店舗が、日本で言うコンビニの店舗形態に近いですが、ガソリンスタンドがあるような大きな道に多いので、日本のように町中で見つけることはあまりありません。
日本であれば、ちょっとした買い物で利用するコンビニですが、日本国内でその展開規模の大きさの背景から、日本人にとってコンビニはその利便性と依存性は高いものとなっています。
このことから、日本にコンビニがないなんてことは考えられないと思います。
では、UAEの人たちはちょっとした買い物は、「グローサリーショップ」で済ます事が多いです。
日本では、なじみのない「グローサリーショップ」ですが、UAEのいたるところに見つけることができ、UAEでも大きな販売チャネルの1つです。
今回は、UAEの理解を深めるためにも「グローサリーショップ」に注目してみましょう。
グローサリーショップとは
そもそもグローサリーとは、食料品・生活雑貨・日用品などを総称する言葉です。このことから食料雑貨、食品雑貨などと訳すことが有ります。
つまり、食料・雑貨を売る店舗ということになりますが、これはコンビニも同様となっています。
英語圏であれば一般的な言葉となっているということなので、海外経験がある人であればご存知の方もいるかもしれません。
「店舗の規模」で日本のコンビニと比べると、「グローサリーショップ」の方がやや大きい気がします。
これは、日本のコンビニでは見らないような生鮮品を扱っているためだと考えられます。
「グローサリーショップ」では日本のコンビニのように雑貨から食品を手に入れることができるのですが、野菜や肉、魚も買うことができる店舗が多くなっています。
この点が一番の違いではないでしょうか。
イメージとしては、日本でよく見られるコンビニエンスストアの規模ではあるが、スーパーのように生鮮食品の取りそろえが多い店舗です。
UAE・ドバイのグローサリーショップの数
2016年5月29日カリッジ・タイムス(http://www.khaleejtimes.com/business/groceries-in-dubai-set-for-a-facelift)の情報によると、ドバイ政府ビジネス認証と認可証部門のトップであるBushahab氏はドバイ国内のグロッサリーショップの数は2,800店舗を超えるとあります。
ドバイ国内のみで2800店舗以上という事で、かなり数は多いということが理解できるのでないでしょうか。
ここがポイント!
UAEの販売形態や日本との違いを理解し、現地でのビジネスにいかしていただければとおもいます。
日本から遠く離れたUAE・ドバイには、日本との違いも多く、そのなかにビジネスチャンスを見出すこともできることが有ります。
UAEへの理解を深めるためにも、UAEへ視察にこられてはいかがでしょうか。
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