ジュメイラ・エリアは、アラビア湾沿いに位置し、誰でも利用できるパブリックビーチがあるため、人気のある地域となっています。

 

また、ドバイの中でもローカルのアラブ人が住んでいる大きなヴィラ(戸建住宅)が多いこともあり、高級なブティックや歯科、美容外科などのクリニックなどが並びます。また、レストランやカフェも、おしゃれなデザインの店が多いのも魅力の一つといえます。

 

 

そのひとつComptoir 102は、イスラム教徒以外でも中を見学できることで有名な観光地、ジュメイラモスクの近くにあります。

同店は、2012年に2人のフランス出身女性たちによってつくられました。ヘルシーな食事が味わえるレストランと、世界中から選りすぐられた洋服や家具、雑貨などを販売するセレクトショップが併設されています。内装にも経営者のこだわりが随所に見られ、2014年にはアメリカ発のインテリア雑誌、ハーパースバザーインテリアのデザインアワードも受賞しました。

 

 

セレクトショップでは、高級ブランドの服や靴などとともに、日本製の商品ではマスキングテープがおしゃれな文房具として販売されています。

 

店員によると、アラブ人女性が自室のアレンジや贈り物のラッピングなどに使用するために購入していくそうです。ドバイでは、日本のように商品を買った店舗できれいなラッピングをしてくれないこともあり、贈り物用と伝えても値札をとってビニール袋にいれるだけということもしばしばあります。

 

その分、ほとんどのショッピングモールにはラッピング用品が販売されている店舗やコーナーがあります。日本式の心を込めたラッピングの方法と包装資材は、提案の余地があるかもしれません。

 

ここがポイント！

大きなショッピングモールでは、ブランド店が多くを占めていますが、ドバイの中にもセレクトショップのような形態をとるお店があります。市場調査、情報発信の場所として、まずはワンコーナーを作ってみるのも方法のひとつです。

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