ドバイビジネス
以前にもお伝えしたとおり(https://www.global-p.com/archives/1073)UAEは肥満大国です。
肥満のように生活習慣が引き起こす健康被害は甚大で、UAEの大きな問題となっています。
これまで、UAE政府もこのような健康被害の増加を食い止めるべく、さまざまな施策を行ってきました。
その施策の中には、痩せた体重分に比例して黄金をもらえるといったようなイベントを開催したりしてきました(年に一度開催されています)。
今回、UAE保健当局は、生活習慣病の原因となる塩分、砂糖、トランス脂肪酸など、加工食品に含まれる成分を規制し、住民の栄養状態の改善させる行動計画を策定したと、現地大手新聞のKhaleej Timesが伝えていますのでご紹介していきます。
第一段階として、ホブズと呼ばれるアラビアのパンに使われる小麦から塩分を減らすよう求められ、のちに全ての種類のパンが。そしてその後、チーズ、Laban(飲むヨーグルトのような乳製品)、ピクルス、ファーストフード、スナックや、そのほかの加工食品も同様に規制される予定とのことです。
塩分だけでなく、飲料品の糖度や、加工食品に含まれるトランス脂肪酸などにも注目し、学校の食堂のジャンクフードにも規制をかけていくとのことです。
以下の表は、UAE国内で健康問題を抱えている人の割合を示しているものとなっています。
このような健康への取り組みから、健康的な食品であるかを判断するために食品ラベルの適正化が今まで以上に求められそうです。
ここがポイント!
健康への意識が変わりつつあるUAEでは、食に関する規制がこれまでよりも厳しくなっていくかもしれません。
当社では、現地での食品を含めた製品流通のために必要となる、製品登録も代行しております。
現地に駐在員がいるからこそ分かる情報もございますので、海外進出に関して気になる事がございましたら、まずはお問い合わせを。
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