ドバイビジネス
ドバイと言えば競馬を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
先日(2017年3月25日)、UAE・ドバイで開催されたドバイワールドカップを観戦してきました。
今日はドバイと日本の競馬の違いを交え、その模様をご紹介します。
ドバイワールドカップ会場の様子
日本とドバイの競馬は何が違う?
日本の競馬場への入場料は一般エリアで100円~200円(※競馬場によって違う。一般客席での観戦のみ)、指定席で1,000円~3,000円程度で設定されていますが、ドバイの競馬の観戦チケット代はグレード別で金額に大きな開きがあります。
私が購入した観戦チケットは40AED(約1,200円/1人当たり)で一般席での観戦に限定されたものでしたが、私の知人の中には600AED(約18,000円/1人当たり)の観戦チケットを購入していた人もいました。そのチケットは、アルコールを提供するバー(イスラム教のドバイではホテル以外でアルコールを出すのは珍しい)が併設されている客席で、競馬観戦後は有名歌手のコンサートもついていたそうです。
ちなみに今回のゲストはオーストラリアの歌手【SIA】がゲスト出演したと聞きました。
その席の他にも、各国のVIP達が観戦に訪れるため、ラグジュアリースペースやファーストクラスラウンジとVIP専用席も用意されています。
ドバイの競馬に馬券はない?
そんなドバイの競馬は日本の競馬とは決定的に違う部分があります。
それは、イスラムの教えで賭け事を禁止しているため、競馬を賭けの対象としていない点です。
その為、ドバイでは競馬を観戦するだけで馬券を買わないのが一般的となっています。
当然、賭け事禁止ですからドバイにはカジノもありません。もしかしたら、カジノがあるイメージがあった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回観戦してみての所感
今回観戦したレースでは、元プロ野球選手の佐々木さん所有の馬ヴィブロスが出馬し、見事優勝を飾りました。
そのことで、多くの人から「Congratulations!JAPAN!」とたくさんの方に声をかけていただき、自分のことのように誇らしく思うとともに日本と世界のつながりを感じることができたのでうれしく思いました。
気になる優勝賞金は?
今回のドバイワールドカップは優勝賞金600万ドル(約6億6,000万円)、2位は200万ドル(約2億2,000万円)と賞金総額1,000万ドル(約11億円)ということでした。
ちなみに、日本の最も高額な優勝賞金は、GⅠジャパンカップの3億円。今回のドバイワールドカップとの賞金差は3億円もの差があることになります。
参照:http://www.toa.or.jp/news/prize.html
世界一が大好きなUAE・ドバイは、競馬の賞金額でも世界一を狙っているように感じます。
※現在の競馬賞金額世界一はアメリカ・フロリダ州で2017年1月に開催されたペガサスワールドカップで、賞金総額1200万ドル(約13億8千万円)と1着賞金700万ドル(約8億500万円)です。
ここがポイント!
現在ドバイは世界でも有数の経済発展を見せる大都市となり、世界のスポーツ、レジャーおよびビジネスの中心地となろうとしています。
そんなドバイはこれから本格的な夏の到来を迎えます。ドバイの夏はその気温の高さから安易に外出できる環境ではありません。そんな夏が到来する前の今、ドバイの屋外イベントが一層の盛り上がりを見せます。屋外のアクティビティが盛り上がるこの時期のドバイに一度視察や観光してみてはいかがでしょうか。
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