ドバイビジネス
ドバイへ渡航する以前、私はイスラム教圏のドバイでは豚肉が買えない・食べれないイメージを持っていました。
実際は…
そこで今回はドバイの豚肉事情をご紹介したいと思います。
日本でも見るあの店でもドバイでは豚肉NG?
日本でも小籠包・点心で有名な、台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)がドバイにもできました。
小籠包といえば豚の挽肉というイメージでしょうが、、、そこはやはりイスラム国家への出店ということもあり、豚肉の代わりに鶏肉、羊肉、牛肉を使用するなど工夫をしています。
しかし、スーパーによっては、店内にノンムスリムコーナーが設けられており、そこでは豚肉を簡単に買えたり、レストランでも少数ですが豚肉を提供している店舗は存在します。
ドバイは外国人労働者がとても多く、イスラム教以外の人もたくさんいるので、そういったドバイ消費者の需要に合わせた結果だと考えられます。
外国人流入者が国民のほとんどを占めるドバイならではの配慮でしょうか。
このように分かりやすい標示とともに、ノンムスリムコーナーは通常の棚から隔離された場所にあります。このコーナーは誰でも入ることができ、証明書などは必要ありません。
つまり、全体はムスリム対応、ある限られた場所だけはノンムスリムになっているということなのです。
日本とドバイの豚肉の違い
ノンムスリムコーナーには豚肉の他にベーコンやハム、スパム、ソーセージ、カップラーメン(中に豚肉使用のもの)、ピザ、ラード等が陳列されています。
また、日本は細切れや薄切り等加工されており、調理をしやすい形で売っています、しかしドバイではミンチ、通常はブロックなどで売られていることが多く、そのほとんどが皮もついたままで並んでいます。
ドバイの一般的なスーパーに並んでいる豚肉(写真のようなもの)は300グラム~400グラムで大体20AED~30AED(約600円~約800円)で販売されています。
日本だと一般的な豚肉の価格帯は100グラム当たり約200円程度なので、豚肉の価格に関していえば、ドバイも日本もだいたい同じくらいであると言えます。
ここがポイント!
育ってきた環境や文化が異なる人々が、多く集まるドバイ。
今回はドバイで売られるハラム製品の話でしたが、基本的にドバイで食品の製品登録をするには、政府機関による成分検査をクリアしなければいけないのでハラル対応は必須です。
当社では、現地での食品を含めた製品流通のために必要となる、製品登録も代行しています。
弊社は、現地駐在員がいるからこそ分かる情報もございますので、海外進出に関して気になる事がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
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