ドバイビジネス
インターン生のIZUです。皆さんに、伝統的なアラブの『イード』を紹介したいと思い、「イード・アル・アドハ」期間にヨルダンへ行ってきました。
『イード』に関しては、以前ご紹介していますのでぜひご覧ください。
今回お邪魔した家はシリアの国境付近にあるラムサという村です。オリーブをはじめとした木々が多く、村の名前もシャジャラといい、アラビア語で「木」を意味します。
『イード』前日は、みな断食します。私はヨルダン人のお宅を訪問する前にイエメン料理のレストランでガッツリ食いだめをして臨みました。道端は羊を売買する人でいっぱいでした。私が留学中に住んでいたイルビドも肉屋で牛や鶏などの肉ではなく羊を売っていました。価格はサイズにもよりますが1頭2万5千円~4万円が平均的なようです。断食後、みんなでガッツリご飯を食べ、夜遅くまでスイーツ片手に語り合いました。
朝起きると子どもたちが家を訪ねてお菓子をもらいに来ていました。私たちも近所巡りをしました。各家庭ではアラビックコーヒーとお菓子が用意されていました。朝からなんか村自体が生臭い!? そう、各家々で羊を屠殺(とさつ)しているのです。ドバイの街中では同様の光景は見られないようですが、アラブ文化の強いヨルダンでは当たり前の光景となっています。
私の友人宅でももちろん羊を屠殺しました。幼い子供たちも屠殺現場を見たり、屠殺を手伝っていたりしているのを見て、私は感動しました。こうやって小さい時から、食べ物に感謝をして食べることを学んでいくのだなと思いました。3分の1は自分たちのため、その他は貧しい人に配るというイスラムの教えの下、友人のお兄さんが羊を買うことが出来なかった近所の家庭に配っていました。
ここがポイント
ドバイは、多くの宗教が存在するため『イード』は花火が上がったり、モールでセールを行ったりぐらいしかないと聞きました。しかし、UAEでも田舎のほうに行くと、アラブ人が伝統的な生活を大事にしているらしく、友人から「犠牲祭のために牛を買った!」という報告をもらいました。
私はアラブの伝統的な生活を心から愛しています。ヨルダンという非常に強いアラブの文化を保っている国に住んでいるときは、窮屈感などもありましたが、今では懐かしく思っています。ドバイでヨルダン人にあったときは、家族に出会った気分にさえなります。ドバイでは、ヨルダンほど人と人の関係が深くなく少し寂しくなる時もあります。しかし、多くの人が入り混じる開放的な国の中で、各々が宗教や文化を大切にしているのがUAEです。どの国の人たちも自分らしく生きているような気がして、私はこのUAEの雰囲気も大好きです。
来月は、インド最大のお祭り『ディワリ』があります。様々な国のイベントや宗教的催事をこれからも紹介していきたいと思います。
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