ドバイビジネス
皆さんこんにちは。ドバイ駐在員のYです。
今回は、中東のイエメン料理を食べてきましたので皆さんにご紹介します。
イエメンとは
イエメンとは、アラビア半島の最南端に位置し、アラビア半島に住むアラブ人といわれる人は、イエメンから長い年月をかけてアラビア半島に移り住んだという歴史があります。
アラビア半島といえば、砂漠のラクダ引きのイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、イエメンは山岳地帯も多く、緑もあり、砂漠主体の他のアラブ諸国と比べて、非常に食が豊かと言われています。
大昔の街並みを今も残す世界でも有数のエキゾチックな国なのです。
また、砂漠に住んでいる、イエメン人の米の炊き方は巧妙で、砂漠の砂の中に二段式の窯を置いて、上段に肉、下段にお米を置いた調理方法をします。
その調理法で作られた「Mandi」という料理はイエメンを代表とする料理の一つです。
サウジアラビアやオマーンなどにもこの調理方法は広がりを見せています。
国際的な社会となった今でも、伝統的な暮らしを守るアラブ人は、イエメン料理に外食に行くことも多いようです。
現地駐在員がイエメン料理を食レポ!
今回は、キングフィッシュ(日本語でヒラマサ)の炭火焼きをのせた、お米料理と、「チキンカラバハ」という石鍋に入った料理、あとは、「ホブズ・ムロウワハ」というイエメンの大きいパンを注文しました。
南側のイエメンの主食は米で、北側のイエメンの主食はパンを中心としたパン料理です。ドバイにおいては、ほとんどのイエメンレストランが両方の料理を同時提供しています。
食事を取るスペースは、日本の座敷のような形式で、アラビア語で「マジュリス」といいます。マジュリスという意味は「座る場所」という意味があります。アラブの国では、リビングが女性用のマジュリスと男性用のマジュリスと分かれている家庭もあるとUAEの友人から聞きました。
アデン湾という海洋に面した南側は、海の資源にも恵まれており、米を主食として、魚や肉を豪快にのせた料理が多いです。この大胆な見栄えが、食べることが好きなアラブ人に愛される理由の1つなのもしれません。
南イエメンは、インドとの交易が昔から非常に盛んで、料理もインド料理の影響を受けていると言われています。
石鍋に入っているチキンカラバハは、イエメンを代表する料理で、注文が入るとこの石鍋をマグマの如く強火で熱し、肉と野菜のトマトをぐらぐらと素早く煮込んだ料理です。
また、個人的にホブズの大きさに非常に驚きました。このパンの大きさから、みんなで1つの同じ皿に盛られた料理をみんなで食べるアラブ人の文化を垣間見ることが出来ました。このパンの生地はイエメン(イエメン料理店)でしか見ることが出来ません。
店員さんに聞くと、北イエメンはパンが主食で、何種類ものパンの種類があり、毎日お母さんが腕をふるって作るものだそうです。
ここがポイント
UAE・ドバイには、世界各国のレストランがあります。
これから中東に商品を販売しようとするのであれば、まずは、現地の人が何を好むのかを調査し、今の商品をどのようにローカライズするべきなのかが重要になってきます。
今回のお店のように、アラブの国の人が多く来るようなお店は、ローカライズするための大きいヒントを掴める場所となってくるのではないでしょうか。
弊社では、ドバイ視察や市場調査も行っています。ご興味がおありの方は、お気軽にお問合せください。
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