ドバイビジネス
インターン生のIZUです。
GCC(※1)の国々を比べてみても、それぞれ衣食住が異なり、様々な特徴があります。アラブが大好きな私が5か月間、ドバイでインターンをして発見したUAEの文化を紹介したいと思います。
※1 GCCとは日本語で、湾岸アラブ協力理事会を指し、経済・文化・政治などあらゆる分野での協力・統合・連携を目指し、加盟国の団結を目的としています。加盟国は、UAE、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、オマーンの6か国です。
コメの事を何と呼ぶ??
日本では、米を炊いたものを「ご飯」と呼びます。そしてこの「ご飯」は、会話において、食事を意味することもあります。それだけ、米が日本人の食生活に密着していることを表しています。
湾岸諸国では、主にバスマティライスと呼ばれる、長粒米を料理に使用しています。その米を炊いたものを「アイーシュ」と呼びます。アイーシュの本来の意味は「住む」や「生活」です。湾岸諸国に住むアラブ人にとって米が、生活にいかに大切なものなのかを表しており、その点で、米に対する感覚は日本人と共通するものがあるのかもしれません。
※ちなみに、主食がパンのエジプトやヨルダンではパンのことをアイーシュと呼びます。
UAEだけにしかない料理!?
ちなみに、UAEの伝統料理をエミラティフードと呼びます。様々な種類があるのですが、多くは隣国オマーンをはじめ、他の湾岸諸国でも食されています。そのため、今回はUAEだけにしかない料理を紹介いたします。
それは、「アイーシュ・アフマル(赤い米という意味)」です。下の写真の米料理で、この米を赤くするものはなにか想像できますか??
スパイスでも、トマトペーストでもありません。実は、デーツシロップです!!デーツシロップを使用して米を炊き上げるのは、他の国のアラブ人たちもUAEだけにしかない調理法だと言っていました。ほのかに米が甘く、上にふられたカルダモンパウダーのおかげで口当たりがすっきりとした料理になっています。
デーツに関する記事: https://www.global-p.com/archives/1900
また、米に「サマン」と呼ばれるバターオイルをかけて食べるのがUAEスタイルです。UAEで製造されるサマンは上質なことで有名で、アラブ諸国に輸出されています。UAEでは、どこのスーパーマーケットでも売られているのでぜひトライしてみてください。
エミラティフードが食べられるお店
エミラティフードを食べることのお店はいくつかありますが、このアイーシュ・アフマルが食べられるお店は、Al Fanarです。ドバイの、フェスティバル・シティ・モールとジュメイラにあるタウン・センターに入っています。前菜からデザートまで、全てのメニューがUAEの家庭料理となっており、ロイヤルファミリーやVIPもお忍びで来られるのだとか・・・
是非、ドバイに来られた際には、1度UAEの伝統料理も味わってみてください。
ここがポイント!
我が社では、GCC諸国の市場だけではなく、独自の文化習慣を日頃より、綿密に調査しております。なにか質問などがございましたら気軽に、お問い合わせください。
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