ドバイビジネス
皆さんこんにちは。ドバイ駐在員のYです。
ドバイといえばオイルマネーですごいんでしょというイメージがある人も多いのではないでしょうか。実際は、ドバイは「石油」は、ほとんど出ません。そんなドバイがEV(電気自動車)普及に向けて本腰を入れ始めたという記事を、現地の主要英字新聞Khaleej Times(カリージタイムズ)が取り上げていましたので、今回はドバイの有料道路・駐車場システムについてご紹介します。
参照:
ドバイの有料道路とは
一般的に、日本の高速道路料金は海外と比べて高額だと言われています。ドバイの高速道路は一部有料の場所もあり、UAE・ドバイの主要道路である、「シェイク・ザイード・ロードShakin zayed road」や、「アル・マク・トゥーム・ブリッジAl Maktoum Bridge」、「エアポート・トンネル Airport Tunnel」は有料道路になっています。
ドバイの有料道路は、日本のように料金所があるわけでは無く、道路に備え付けられている「サ―リック・ゲートSALIK GATE」と呼ばれるゲート下を車が通ると自動的に課金されるシステムになっています。
SALIKゲートは1回通過する毎に4AED(約120円)が課金されます。ただし、時間帯によっては無料になる箇所もあります。
日本ではETCを搭載する事は任意で、搭載しなかったとしても料金所がありますが、UAE・ドバイではSALIKを搭載する事が義務付けられています。車を購入した際は、ドバイ交通局RTA(Road and Transport Authorit)に登録をして、指定のICチップ入りシールをフロントガラスに設置しなくてはなりません。
ドバイの駐車場システムとは!?
ドバイには、至る所に「公営駐車場」があります。日本と比較すれば安いですが、タダではありません。価格は場所によって異なりますが、「公営駐車場」でも1時間70円ほどです。
また、公営駐車場が不足している場所には「民間駐車場」があるのですが、1時間約300円~と料金にかなりの差が出てきます。
ドバイの公営駐車場システムは、販売機はソーラーシステムで動いていて、すべてチケット制になっています。ドバイの公営駐車場には日本のコインパーキングのようなフラップ板がついているところはなく、取り締まりはRTAのスタッフが人力で行っています。取り締まりは厳しく、駐車料金を払わず停めると約6,000円の罰金を科されます。
ドバイにいらした際は、十分に気を付けてください。
ドバイもエコを推奨!?
ドバイの政府関連機関であるRTAと電気水道局DEWA(Dubai Electricity and Water Authority)が電気自動車の普及のために今回発表したのは、「登録無料」「市内の駐車無料(40箇所)」「高速道路無料」です。
写真引用:Khaleej Times
レンタカーは1日に120AED(約3,600円)で借りることが出来、駐車場も有料道路も無料で環境に優しい車を運転できるシステムです。
UAE政府は、UAE内の排気ガスを削減する重要な施策の1つで、 2020年までに地域で32,000台、2030年には42,000台の電気自動車を普及させるという目標を掲げています。
参照:
http://gulfnews.com/news/uae/environment/100-new-ev-chargers-in-dubai-by-2018-1.2095101
有限実行のUAE・ドバイの益々の発展が気になります!
ここがポイント
ドバイは世界一、世界初、最先端技術を積極的に導入している国だからこそ、急速に発展している都市でもあります。2020年のドバイ万博に向けて新たなシステムや商業施設やホテルなどが次々と登場完成すると共に、観光客の数も年々増えています。
世界中から人やモノが集まる都市ドバイでは、世界的に高いレベルを誇る日本の最新技術や製品の参入の窓口も、これからますます大きくなるのではないでしょうか。
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