ドバイビジネス
明けましておめでとうございます。
今回は、ドバイの年越しをご紹介いたします。毎年、派手な年越しカウントダウンで有名なドバイですが、みなさまも動画サイトなどで、世界一高いビル「ブルジュ・カリファ」から噴き出る花火を見たことがあるかもしれません。
しかし、今年は1カ月も前から花火を打ち上げないと発表されており、どんな年越しカウントダウンになるのかSNS上で話題になっていました。当日までのサプライズで、ドバイに住む人ですらわかっていませんでした。
年越しカウントダウンでギネス記録!?
今年は、花火ではなくレーザーを用いた光と音のショーが行われました。最初にアラブ首長国連邦(UAE)の創設の父とも呼ばれる、シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン(Sultan Al Nahyan)が映し出され、今年がその生誕100周年であることが祝われました。その後、GCCの国旗も映し出されアラブ連合の力強さを訴えていました。
今回このEmaar(※1)による「Light Up 2018 」は、単体の建物で行われた最大の光と音のショーという名目で、ギネス記録を更新しました。これは、面積が10万9,252平方メートルで、2013年にギネス認定され、これまで記録を保持してきた香港のICCビルディングの2倍以上の面積となりました。
ドバイのカウントダウンで、花火を用いなかったのは初めての試みでしたが、観客は非常に魅了されていました。
有害な煙を大量発生する花火から、この演出に変更することで、ドバイのクリーンな社会づくりを象徴しているようにも感じました。常にイノベーティブなドバイの姿を、新年から見させていただくことが出来ました。
(※1)Emaarとは、アラブ首長国連邦の政府系不動産開発ディベロッパーで、中東最大級の規模を誇ります。ドバイでは、ブルジュ・カリファ、ドバイモール、マリーナモールの開発をしました。
ここがポイント!
ドバイはイスラム圏です。イスラム教徒は、1月1日のお祝いはしません。私の学んでいたヨルダンでは新年早々期末テストが始まり、涙ながらに机に向かっておりました。このように、新年のお祝いを盛大に行えるのは、多くの外国人が集まり、他の文化を尊重するドバイならではなのかもしれません。
今後も、ドバイの情報をいち早く伝えていきたいと思います。
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