ドバイビジネス
最近は日本でもアラブ首長国連邦・ドバイについて、観光やビジネスなどいろんな情報が流れているかと思います。とはいえ、多くの方が知らない基本情報を今回はご紹介します。
ドバイには住所はない?
ドバイには日本のような住所がありません。こちらのHPの記事でもさまざまな地域の情報をお伝えしているように、通称のダウンタウン(Downtown)、ジュメイラ(Jumeirah)などの地域名やストリートの名前はありますが、人によって認識もまちまちで、規則性もありません。
荷物を送るときも、ビル名や通称のエリアなどを記載しますが、配達員は必ず事前に電話連絡をして目印や近くのランドマークなどを確認してから、配達しにきます。ですので、“繋がる電話番号”の記載は必須になります!
住所を示すマカニ・ナンバーとは
とはいえ、最近では中東地域でもフードデリバリーやオンラインショップでの買い物などは盛んに行われていますので、2015年にドバイ政府は新たな政策として「マカニ・ナンバー」の発行を行いました。10桁の数字が建物に必ず付与され、対応するアプリなどで正確な場所を知ることができます。
マクドナルドのオンラインデリバリー注文サイトでは、マカニ・ナンバーの指定で注文をすることもできます。
郵便番号ではなく、P.O.Box
もうひとつドバイの場所を示すもので重要なのは「P.O.Box」です。Post Boxの略で、日本語の「私書箱」のようなものです。会社ごとや、個人ごとに契約をすることができ、基本的には年間契約/更新となります。契約の費用にはいくつか種類があり、郵便局内に設置されたものより、オフィス外や住宅地に近い場所に設置されたもののほうが値段は少し高くなります。
(例)
ヴィラ(戸建て住宅)居住者向けの自宅に設置するP.O.Box:年間750ディルハム(約22,500円)
郵便局内に設置されたP.O.Box:年間250ディルハム(約7,500円)
※1回利用ごとの精算になる安価なパブリックP.O.Boxなどもあります。
実際にはどうしているのか
わたしはドバイに居住して4年以上経過しますが、マカニ・ナンバーは居住者でも知らない人が多いほどまだまだ浸透していないのが現状です。そして以前日本から手紙を送ってもらったときには、P.O.Boxの記載がなかったときには日本に送り返されてしまった経験もあります。EMSなどの小包の場合には、配達員からの電話連絡があり受け取ることはできるのですが、書面などのやり取りについては注意が必要です。
ここがポイント
弊社は現地法人を構え、スタッフを常駐させて中東地域での営業を行っています。現地にいるからこそわかる、最新の情報をもとに貴社の展開をサポートすることができます。
2020年の国際万博開催に向けてまだまだ盛り上がりを見せるドバイ、進出をご検討される方はお気軽にお問い合わせください。
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