観光の街とも呼ばれるUAE・ドバイ。実際にどのような方々が訪れているか昨年の詳しいデータとともにご紹介します。ドバイにすでに旅行に来たことのある方も、まだの方も必見です！

 

【前年比増で過去最高数値を更新】

ドバイ政府観光・商務局は2月7日、2017年にドバイを訪れた宿泊旅行者数に関するデータを発表しました。

同局によると海外からドバイへの宿泊旅行者数は過去最高の1,579万人を記録し、前年比6.2％増となりました。地域別に見ると、全体の21％が西ヨーロッパ諸国、次がGCC（湾岸協力会議）に含まれるサウジアラビアなどの中東諸国で19％、南アジアが18％、国別トップ３はインド（207万3,000人）、サウジアラビア（152万9,000人）、英国（126万5,000人）でした。

日本はというと、宿泊旅行者数は9万905人に達し、前年比28％増となりました。最近では、ヨーロッパへの旅行でエミレーツ航空を利用する日本人の方も多いため、乗り換えで訪れる方を含めるとさらに大幅な増加になっているのではないでしょうか。

 

 

 

【ツーリズムビジョン2020】

ドバイ政府はツーリズムビジョン2020（Tourism Vision 2020）という指針を2013年5月に掲げています。内容には、規制の変更、インフラ開発、観光マーケティングへの投資などが政策としてあげられ、2020年までに年間2,000万人の観光客を誘致することを目標としています。

昨年の数値を見ると、大きく前進しているともいえます。

 

参照：https://www.visitdubai.com/en/department-of-tourism

 

 

 

【ここがポイント】

2020年に開催されるドバイ国際博覧会をひとつのポイントとして、ドバイ政府は積極的に海外からの人・モノ・お金の流入を促しています。人口は300万人ほどの決して大きな街ではありませんが、文字通り世界中の人々が訪れる場所となっています。ドバイで商品やサービスを売り出すことによって、周辺中東諸国やアフリカ諸国、ヨーロッパ諸国への展開につなげることも不可能ではありません。

弊社は2014年よりドバイに現地法人を構え、日本企業の進出サポートを行っています。海外販路の開拓をご検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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