ドバイビジネス
みなさん、こんにちは。
アジアのグローバル都市である香港の美食の代名詞ともいわれる「アワビ料理」。
そのアワビ料理を支えているのが中東オマーンの漁師たちという事実を知っていましたか?しかも、未だにダイバーが海に潜って1つ1つ獲っているんです。
下記URLはオマーンのアワビ漁から香港市場までをおったドキュメンタリーです。
https://www.youtube.com/watch?v=Vb7OQFtQkN8
ドバイという第三次産業(サービス、金融、ビジネス)をメインにした首長国に住んでいると、信じられませんが、その隣国「オマーン」では未だに灌漑を利用した農業や漁業などの第一次産業が重要な役割を担っています。オマーン産のインゲン豆が、冬の日本の市場の90%を占めていたり、オマーン産のモンゴウイカやマグロが日本に並んだりするなど、日本にいてもそれを、身近に感じることが出来ます。
海岸で今日獲れたマグロを売る漁師(筆者撮影)
東京から日本の田舎町へ行くように、UAE人も、オマーンの壮大な自然や人の素朴さに懐かしさを感じるらしく、よくドライブに出かけるようです。
最高の季節は今!?
上記のアワビ漁が盛んな南部サラーラに「khaleef」の季節がやってきました。季節風と訳されるのですが、雨が降る季節(6月~9月)です。しかし、日本の梅雨や台風のように土砂降りの雨ではなく霧雨程度です。砂漠に住む人たちは昔からこの雨を重宝してきました。
砂漠が国土の多くを占める地域で、この季節だけ山一帯が緑に覆われお花畑に変わるのを予想することが出来ますか??
また、サラーラはアラブ色の強いエリアとしても有名です。この時期、周辺アラブ諸国の方たちはこぞってサラーラに集結し、自然と伝統的な暮らしを楽しみます。アラブ人たちは、この地方のことを別名で、アラビア語で天国を意味する「ジャンナ」と呼ぶそうです。UAE人が、「来週ジャンナへ行く予定だ!」と言った時には、驚きましたが、写真を見せていただいて、天国と呼ばれる理由が分かるような気がしました。
サラ―ラの山(UAE人からの写真提供)
皆さんも、ドバイの摩天楼から離れて、一度サラーラに羽を伸ばしに行ってみませんか?この地域独特の言葉で、アワビのことを「スファイリフ」と呼びます。地元の人に、地元の言葉で尋ねると、ひょっとすると、新鮮且つ特上のアワビバーベキューを見つけることができるかもしれません
ここがポイント!
伝統を重んじるオマーンでは、UAEと同じく石油、天然ガスなどの資源収入がありながらも、人々が素朴な生活を楽しんでいます。アラブと一括りに言っても、1つ1つの国を見ていくと、まったく異なる雰囲気を持っているのに驚かされます。
わが社では、ドバイだけではなく周辺国の市場の出張調査を承ることも可能です。現地の情報に詳しいスタッフが皆様の要望に柔軟に対応いたします。何かご質問などがございましたら気軽にお問い合わせくださいます。
この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします!
当社の海外進出支援サービスに興味をお持ちの方は
まずはご相談を。
▼
はこちらから
おすすめ記事
定期的に海外ビジネス情報を配信。グローバルパートナーズ・メルマガ無料会員の【特典】
現地駐在員だからわかる情報も豊富に盛り込まれております。
「海外進出を考えている方」や「まだ考えていない方」もまずは登録しましょう。
-
海外バイヤー
引合情報 -
最新海外
ビジネス情報 -
現地業種別
市場レポート -
海外進出
事例
-
主催セミナー
無料案内