ドバイビジネス
IZUです。私は、大学で中東に関することを学び、ヨルダンに1年間留学していました。非常にアラブが好きなGP記事ライターです。今回は、読者様にヨルダンの日本食事情や外食事情を知りたいとのリクエストをいただいたので、自分の見てきた中でのヨルダンの食事事情を紹介させていただきます。
私がいたヨルダンの街の日本食事情
私は、ヨルダン留学中、首都アンマンではなく、イルビドという2番目に大きい街で、アンマンから車で1時間ほどのところに住んでいました。そこには、日本食レストランが1軒もなく、留学中に1度も寿司を口にすることはありませんでした。また、ドバイのように仕切りで区切られた場所で豚肉が売っているということはなく、豚肉を取り扱っているお店は1軒もありませんでした。
実は、ヨルダンはほぼ内陸国で、港は紅海に面したアカバしかありません。首都から車で4時間~5時間ほどのところにあるのですが、冷凍運搬技術があまりよくないのか、なかなか新鮮な魚がレストランに並びません。そのため、新鮮な魚しか使用することのできない寿司というものはヨルダンでは非常に高級な料理となっています。
大学生徒の会話の中では、アニメやSNSの発達によって、「寿司」という名前を知っている学生は多かったですが、ほとんどの学生が寿司を食べたことがありませんでした。
アカバ
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Aqaba.jpg
ヨルダンは意外にも国際的⁉
『経済、ビジネス』の中心地ドバイに対し、ヨルダンは『国際援助』の中心地と呼ばれています。というのも、長い中東動乱によって発生した難民受け入れ国になっているからです。そのため、様々な国のNGO団体のオフィスがヨルダンにあります。また、ヨルダンの首都アンマンには、国際連合のヨルダン本部だけではなく、中東・アフリカブロックの本部も、置かれています。そのため、中東やアフリカに関する国際会議がヨルダンで開催されることがしばしばあります。
そのNGOや国際連合で勤める外国人レジデンスエリアには、日本食を含めた多種多様なレストランがあります。しかし、ドバイのように本場のシェフが腕をふるうレストランではなく、フィリピン人やスリランカ人、またはシリア人やヨルダン人がシェフとして働いています。
また、そのエリアのスーパーは非常に高級ですが、日本食をつくるために必要な最低限度の食材を手に入れることが可能です。アルコールを取り扱うお店や、豚肉を売っている精肉店もあります。
ヨルダンにもあれが⁉
ドバイでも大盛況の日本式チーズスフレですが、そのお店が今年ヨルダンにもオープンしました!「Uncle Osaka大阪おじさん」といういかにも大阪の某チーズケーキ店を真似たようなネーミングですが、連日、若者を中心に人気を集めているようです。
私自身、まだ食べたことはないのですが、次回ヨルダンへ行った際に、食べてみたいと思います。
ここがポイント!
ドバイには多くのアラブ諸国からの出稼ぎ労働者がいて、彼らがドバイで国際的な食事や文化を知り、自国にビジネスとして持ち帰っている事例が多くあります。ドバイだけではなく、アラブ諸国全体的に様々な面から世界を知っていこうとする動きが盛んになっているような気がいたします。わが社では、多彩な現地スタッフがみなさまの中東ビジネスをサポートさせていただいております。
なにか、ご質問、相談などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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