ドバイビジネス
こんにちは、ドバイ駐在員の九門です。
本日は、2019年1月28日から31日にアラブ首長国連邦のドバイで開催された「アラブヘルス」についてお伝えします。
今年で44回目となる、中東地域において最大規模のヘルスケア産業の総合展示会です。世界中から医療関係および貿易の専門家が毎年10万人近くビジネスのきっかけを求めて来場されます。今年は約160ヵ国から4,150社以上の出展者数と84,500人以上の来場者数を集めました。
展示分野は医療機器(完成品)、医療消耗品、健康関連製品等となっており、ドラッグストアで販売されているサプリメント等もあれば、救急車も!医療とヘルスケアに携わる物すべそろっていました。
ドバイの展示会では世界中から人が集まるので、休憩場所や展示会周辺のカフェでは本当に色んな言語が飛び交います。展示会場の中でも、各国エリアに分かれてブースを持つ場合があり、それぞれの国柄を表すようなデザインや色にしていたりもします。
トルコパビリオン
イギリスパビリオン
マレーシアパビリオン
日本パビリオンは赤と白の日本国旗色でした。
何社かの方とお話しさせていただきました。
ある絆創膏メーカーさんはMade in Japanの絆創膏は大量生産され安く売られている中国製の品質と差ほど変わらないと話していました。この絆創膏メーカーさんは25年以上も前からサウジアラビアと取引があり、その当時からの信頼関係を保っているからこそ今でも変わりなく有効にビジネスが続いているとおっしゃっていました。
また、毎年このアラブヘルス展示会に出展されているメーカーさんもいらっしゃいました。
昨年度のアラブヘルスで180社程と名刺交換をされており、中東エリア担当者が1年を通しアプローチとフォローアップを行うそうです。残念ながら今回の展示会までに成約出来た企業は無かったそうですが、「今年のアプローチ結果が弊社にとって大きなポイントとなりますが、ゼロだったとしても来年度も参加する予定です。中東エリアは今後も新規開拓国としてアプローチをして参ります。」と前向きにコメントを頂きされていました。
私も数々の企業さんとお仕事させて頂き感じるのは、「地道にやってきた…」と言うメーカーさんはその数十年後にはしっかりと根の強い成果を出されている事。新しい市場を開拓するにも同じだと言う事。そしてこのようなドバイの展示会には世界中から人と企業が集まり、競合も多い中、日本も負けてはいられない事です。
我が社では、ドバイ現地スタッフが常にドバイの動向をチェックしております。現地のマーケティング調査を代理したりするなど、日本の企業の皆様が中東進出するためのトータルサポートをさせていただいております。何かご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします!
当社の海外進出支援サービスに興味をお持ちの方は
まずはご相談を。
▼
はこちらから
おすすめ記事
定期的に海外ビジネス情報を配信。グローバルパートナーズ・メルマガ無料会員の【特典】
現地駐在員だからわかる情報も豊富に盛り込まれております。
「海外進出を考えている方」や「まだ考えていない方」もまずは登録しましょう。
-
海外バイヤー
引合情報 -
最新海外
ビジネス情報 -
現地業種別
市場レポート -
海外進出
事例
-
主催セミナー
無料案内