ドバイビジネス
当社でも今まで何度も取り上げてきましたし、当社の記事をご覧いただいている方はイスラム教に年に一度ラマダンという断食をする期間がある、ということは何となくご存知な方も多いことと思います。
参考記事:
今回は、中東(ドバイ)でのラマダンが明けた後の『イード』と呼ばれる祝日を現地の人々がどのように過ごしているのかを紹介させていただきます。
本年のイード休暇は企業により様々でしたが、民間企業はおおよそ5日間、政府関連の方たちは5月31日~6月8日(9日間)と長い休日となりました。
イードの初日(本年は6月4日)は、早朝に朝のお祈りをした後、5時45分ぐらいからイードのお祈りをします。
基本的に、男性や子供たちがモスクに行きお祈りをします。女性がモスクに行くのは必須ではありません。可能であれば赴きます。
ドバイの大統領であるシェイク モハメド ビン ラシッド アル マクトゥーム(Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum)は今回ドバイにあるザビール モスク(Zabeel Mosque)にてイードの礼拝を行いました。
多くのイスラム教徒は、ラマダン明けに家族や親戚と祝うことが多く、お祈りが終わった後は一旦家に戻り、イード用の新しい服に着替え、家族や親戚の家に訪問し一緒にお祝いをしたりします。
イードの日には日本のお正月のように大人から子供へお年玉を渡したり、子供が好きなおもちゃやプレゼントを渡すことが多く、また家族や親戚の家に訪れる際にはお菓子の詰め合わせを持っていくことが多いです。
ドバイで有名なデーツショップのBateelやチョコレートのPatchiもイード用の詰め合わせなどを販売していました。
Bateel(バティール)
イードはこのようにスイーツパラダイスです。
夕方以降からは家族や親戚同士で外出することが多いです。
今回はどれぐらいの人が出てきているのか見るために、La Merという2017年10月にジュメイラ(Jumeirah/※)にオープンした場所に行ってきました。
※ジュメイラは高級ホテルやビーチがあり、居住者もヨーロッパ系の方々が多い高級エリアです。
午後15時、すでに多くの人が来ていましたが、インド系アフリカ系民族が多く、現地のアラブ人はまだあまり来ていないようでした。
また、イードのお休みはイスラム教徒だけではなくドバイ在住の他宗教の方たちにもお休みなため、ヨーロッパ系の方たちがたくさん泳ぎに来ていました。
日本食レストランである雅(Miyabi)もイード用のメニューをリーズナブルな価格で提供していました。149AED(約4,470円)
夜になるとさらに人が増えて、子供が楽しめるエンターテイメントが始まりました。
また、イードではいろんな場所で花火が打ち上がります。
ここLa Merでも夜9時に花火があがり大勢の人が楽しんでいました。
現地アラブ人もこの時間になると先ほどより多くなりました。
また、出店などがたくさんありイードのお買い物を楽しむ女性の姿も多かったです。
初日はこのように、家族や親戚同士で集まり出かけることが多く、それ以降は友達同士であったりすることが多いです。
また、最近では国内で過ごす人たちよりも海外に旅行へ行く人が増えてきているようです。
UAE居住者がイードをどこで過ごすか、という記事が「EXPAT MEDIA」というサイトに出ていたので紹介させていただきます。
1.イタリア
スペイン
3.アラブ首長国連邦(UAE)国内
4.ポーランド
5.フランス
6.オーストリア
7.ギリシャ
8.ドイツ
9.キプロス
10.ポルトガル
如何でしたでしょうか。
今後も定期的にドバイの生の情報を配信してまいります。
こんなことが知りたいなどありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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