ドバイビジネス
UAE内閣は、電子タバコ、ベイプ、特定の清涼飲料に物品税を導入する計画を発表しました。
2020年1月から、電子タバコのデバイスとそれに使用される液体には100%の税金が課せられ、砂糖や甘味料を加えたソフトドリンクには50%の税金が課せられます。
来年から、電子タバコ類は今の2倍の価格となり、砂糖、その他の甘味料を加えた製品(液体、濃縮物、粉末、抽出物を含んだ飲料となる製品)類は今の1.5倍の価格となります。
※炭酸水は除く。
UAE政府は、物品税課税対象製品のリストを拡大する決定に関して「公衆衛生を強化し、不健康な商品の消費を削減する」ための努力であるとツイートしています。
影響を受ける製品の最終的なリストはまだ発表されていません。
正式な導入発表と確定内容は今年2019年12月を予定していますので発表はもう少し先ですかね。
物品税の導入は、今回が二回目となります。
以前当社で取り上げた通り、UAEの物品税は2017年10月1日に初めて施行され、タバコとエネルギー飲料には100%、炭酸飲料(炭酸水を除く)には50%の物品税が導入されています。
参考記事:https://www.global-p.com/archives/5348
今回、追加課税となる炭酸飲料類は、ビジネス上でも大きく影響が出ると予測されます。
以前は炭酸飲料に絞られていましたが、今回はすべての飲料商品において砂糖やその他の甘味料等を含んだものとなる為、飲みやすいよう甘くした抹茶粉末やミルクと砂糖が一緒に入ったインスタントコーヒーや紅茶などのスティックも対象になると考えられています。
当社では、ドバイに拠点を持ち、アラブ首長国連邦(UAE)における現地のリアルタイムな情報を追っています。海外展開を目指す上で、現地での競合調査や市場の動き、経済/政治に関する情報を把握することで幾分か進出もしやすくなる為、情報のリソースを掴むことが重要なポイントとなります。
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