日本のニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、20日午前6時58分に鹿児島県の種子島宇宙センターからＨ2Ａロケット42号機が打ち上げられました。

 

Government of Dubai Media Office　より

 

打ち上げを行った三菱重工業は、4年前にＵＡＥから受注して準備を進めてきたもので、三菱重工業が海外から受注した人工衛星をＨ2Ａロケットで打ち上げるのは今回で4回目だそうです。

 

UAEでは、こういった国に関わることに関して、政府から個人にSMSで通知が来ます。

 

 

こちらは、2020年4月24日にきた、シェイク・ムハンマド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン殿下からコロナ時期によるラマダンのお祝いと注意を促す通知です。

 

 

UAEは外国人が多い国なので、TVの登録チャンネル数も外国向けも含めて数百チャンネルが有料ベーシックプランとして設定されています。

UAE国内のニュース番組はアラビア語なので、アラビア語圏以外の方は見ません。

そう考えるとこういったSMSの一斉送信が1番合理的なのかもしれません。

 

UAEに居住している方は天気予報を見なくなると、現地に慣れ親しんだ感が出てきたねと周りから言われます。なぜならば、基本的には１年の大半は晴れなので、天気予報はみんな見ません（笑）。

 

UAE、国を挙げて祝福

地元テレビは、アラブ初の火星探査機打ち上げの1時間以上前から特集番組を放映し、日本と中継しました。種子島で打ち上げに立ち会ったUAEの技術者らは、「たくさんの困難があったが打ち勝ってた」などと興奮した様子で語っていました。地元紙も打ち上げ前から1面に記事を据え、この快挙を称えていました。

オイルマネーやビジネスハブとしての役割を背景に成長を続けてきましたUAEですが、再生可能エネルギーの活用や人工知能（AI）と共に力を入れているこの宇宙産業。

２０１４年に探査計画を発表し、宇宙庁を設立。２１年の火星到達を目指しています。

新型コロナウイルスの影響で来年への延期が決まっているドバイの万博とともに、国の威信を高める機会になるとみられています。

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