世界初の大学院レベルの研究ベースの人工知能（AI）大学Mohamed bin Zayed University of Artificial Intelligence（MBZUAI）が入学審査期間をオープンしました。

アブダビ首長国皇太子の名を冠したこのムハンマド・ビン・ザーイド人工知能大学（MBZUAI）は、2021年秋にUAEが再生可能エネルギー国家計画の拠点都市と定める「マスダール・シティ」で開校します。

 

近年、人工知能（AI）の重要性から、ITエンジニアに対する需要も高まっています。日本国内でもAIや機械学習を学べる大学や学校は存在しますが、授業料は全額奨学金で給付されるそうですから、学生には非常に魅力的な大学です。

 

本大学は、地元の学生と留学生に機械学習、コンピュータビジョン、および自然言語処理など、AIの主要分野において修士号および博士号レベルのプログラムを提供します。入学した全学生に全額支給の奨学金、月額手当、健康保険、および滞在場所が提供されます。

 

 

AIを学べる環境はほかにもたくさんありますが、学費無料という試みにも現れている通り、UAEがAIハブ国家の構築に本気で取り組んでいること、そして前途有望な学生の争奪戦を意識していることが伺えます。

 

「MBZUAIは、AIの可能性を存分に引き出すために広く世界に向けられたUAEからの招待状なのです」と、UAEの国務大臣で大学の評議委員長も務めるスルターン・アフメド・アル・ジャーベル博士は語っています。

 

Webサイトから出願できます。

詳細は、www.mbzuai.ac.aeをご覧ください。

 

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