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2021年6月09日

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ドバイ ガルフード2021 レストラン業界でも持続可能性がトレンドに

少し前の話にはなりますが、今年もドバイ・ワールド・トレード・センターにて2月21日から2月25日の間、ガルフードが行われました。ガルフードとは、ドバイで行われる世界最大規模の食品関連の展示会です。今年はオンラインではなくライブで行われ、85か国からの出展者、そして156か国からのバイヤー等の参加者が集まりました。

 

過去のガルフードの記事

2016年8月05日 GulfoodとSIAL MEを比較!それぞれの展示会のメリット

 

このイベントでは、ミシュランを獲得した有名なシェフたちが参加したり、ワークショップ、コーヒーサービスやラテアートのバトルが開催されたりと様々な体験ができるようになっていました。

 

今回はレストランサービス業界での持続可能性を考慮していて、有名シェフとTastes of The Worldのライブ体験で、革新的な食品加工方法を使用して無駄を無くしながら、食材を最大限に活用したおいしい料理を作る方法を実演しました。また、食品業界、ダイニングにおける持続可能性に関するパネルディスカッションも行われるなど、ガルフードのイベント全体の中でも、持続可能に関する内容が多々見られました。

世界でもオーガニックフードを扱うお店が増え、プラスチックの容器などを使わず、サステナビリティ(持続可能性)に貢献する所が増えてきましたが、今回、ガルフードのような大きなイベントで取り扱われるトレンドになることによって、より多くの人に持続可能について考えてもらう機会が増えたのではないかと思います。

 

このコロナ禍の中ではあるものの想像より人が多く集まった印象でしたが、ヨーロッパ、アジアの出展者はブースだけでスタッフがいないというところも見受けられました。また、現地に法人がある企業のところに参加者も多く集まっていたように感じました。

そして、最近中東やヨーロッパで流行っているジン、ラム、ウィスキーなどのスピリッツ(蒸留酒)のノンアルコールの商品が今回のガルフードの目玉商品の1つとなっており、ヒルトン(中東・アフリカ)、マリオット(中東・アフリカ)と契約されました。

日本でもノンアルコールの飲み物が少しずつ増えているので、今後日本でも流行りそうですね。また、色々な業界でトレンドになっている持続可能性を考えた料理提案もこれから更に増えていきそうだと感じました。無駄を削減し、食べても美味しく地球にも優しい料理が増えたら素敵だと思います。

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