ドバイビジネス
ドバイでは飲酒が可能!?
アラブ首長国連邦(UAE)の一首長国であるドバイ。
皆様もご存知かもしれませんが、UAEはイスラム教を国教とする国です。
イスラム教で飲酒はハラム(禁じられている)行為であり、同じUAEの首長国であるシャルジャでは一切の酒類の販売が禁止され、飲酒も禁じられています。
ですが、我々がいるここドバイでは、定められたルールを厳守することを条件として飲酒が可能となっています。
ドバイで飲酒できる背景
産油国でもなく、元々は砂漠と海しかなかったため、農業や工業などの産業にも不向きだったドバイ。
そこでドバイ政府が考えたのは、『世界最大の貿易拠点にする』ということでした。
ドバイ政府は、世界最大規模の空港と港を整備し、また世界最大規模のショッピングモールやゴルフ場などを作って、世界中からヒトとモノを集めることに成功したのです。その結果、ドバイ在住者の大多数が外国人となったため、イスラム教徒以外も住みやすいようなルールが作られることになりました。
これがドバイで飲酒が可能となっている背景です。
ドバイの飲酒ルール
飲酒が可能になっているとはいえ、基本的にイスラム教徒の国であるため、厳密なルールが定められています。
以下はドバイ政府が発行している「The Dubai Code of Conduct」からの抜粋となります。
2.2 飲酒について
アルコール提供のライセンスを持っているレストランなど指定された場所においてのみ、飲酒が可能です。
酔った状態で外に出ることは罰金、投獄の対象になります。
2.3 運転と飲酒について
UAEでは、アルコール影響下での運転に関し、ゼロ・トレランス方式(不寛容を是とし細部まで罰則を定め、それに違反した場合は厳密に処分を行う方式)を採用しています。
アルコールがどんなに少量であったとしても、罰金、投獄、国外退去となり得ます。
2.4 アルコールの購入について
アルコールの売買は非常に厳密な法律によって規制されています。
アルコールは専用の販売ライセンスをもった店舗でのみ販売されています。
購入ライセンス(非イスラム教徒のみ取得可能)を保有している人のみ購入可能です。
購入者は、その地域の文化を尊重し、アルコールを運ぶときは紙袋に入れ、周りから見えないようにしなければなりません。
あくまでドバイはイスラム教徒の国であることを忘れずに、マナーを守って嗜むことが重要です。
そのことをしっかりと踏まえた上で、本日は私のオススメのバーをご紹介します。
オススメのバー
JLT(ジュメイラ・レイク・タワーズ)に位置するバーで、ドバイで人気のシーシャ(水タバコ)を楽しむことができます。ヨーロッパの方が多く訪れるバーで、高層ビルを眺めながらお酒を飲めるなどロケーションがいいお店です。火曜日はレディースナイトなので女性の方は火曜日がオススメ、男性の方は・・・残念ながらメンズナイトはありません。
Sports cityに位置し、サッカーコートの真横にバーがあります。23時くらいまでサッカーをしている人がおり、それを眺めながらお酒を飲める場所です。スポーツ好きの方にはオススメです。
Souq Al Baharに位置し、ドバイ名物の噴水ショーを楽しめるドバイモール近くのお店です。
お酒あり、シーシャあり、噴水あり。観光に来られたかたがドバイを堪能するのにオススメです。
ドバイにあるバー全てをご紹介したいですが、今回はこの程度とさせて頂きます。
何度も言うようですが、お酒を飲まれる際はあくまでもイスラムの国であるということを忘れずに、
マナーを守って楽しんでくださいね。
ではまた次回お楽しみに。
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