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先輩の声

阿南 和馬Kazuma Anan 勤務地:池袋本社

入社前はどうようなことをされてきましたか?

大学卒業後、ニューヨークにファッションビジネスと英語の勉強に行っていました。

といいますのも、学生の頃からファッションが好きで、大学時代は下北沢の古着屋NEW YORK JOEなんかでもバイトしていたんです。卒論ではファッションビジネスマーケティングについて書きました。ファッションビジネスに興味を持っていろんな本を読みまくっていたんですが、「質のいい服を着ることがステータスだった全盛期から、今後は海外販路のみが日本のファッション業界に残された道」と書かれた本を読み、触発され、就活をやめ、バイトを掛け持ちしてお金を貯め、ニューヨークに行きました。とにかく早く行きたくて、卒業式はビデオ通話で参加しました 笑。

ニューヨークでは、英語×ファッションを学ぶため、現地の大学の夜間コースに通いながら、日本語を学びたい外国人に日本語を教え、旅行資金を作っては色々回っていました。結果的に1年で日本に帰ってきて、この先どうしようかな、アルバイトでもしようかな、東南アジアにバックパッカーでも行こうかな、と考えている中で、たまたまグローバルパートナーズの求人をWantedlyで見つけて、とりあえず話を聞きに来たら、入社と共にセブに行くことになったというのが入社の経緯です。

 

学生時代の阿南さん(「青学 登竜門」でGoogle検索すると阿南さんの記事が出てきます)

 

なぜグローバルパートナーズに入社したのですか?

正直何がしたいかあまりなかった中、なんとなく応募したわけですが、とにかくスピード感と勢いがありました。Wantedlyからエントリーしたところ、数日と経たず採用担当の方から電話がかかってきて面接の設定をしていただきました。あとは、ファッションビジネスをするならこれから東南アジアがアツい!と聞いていたところ、この会社に入社すればセブ島でいきなり勤務ができるとのことで入社を決めました。東南アジアに住みたかったのもあり決め手になりましたね。最初は会社のことは良くわかっていませんでしたが、なんとなく会社の理念や社長のビジョンが自分にマッチしてると感じていたと思います。

 

入社後の阿南さんのキャリアを教えてください。

~セブ編~

始まりはセブ島のオフィスにて。

入社1日目からセブ島配属でした。面接の話は本当でしたね。

マンツーマンの英会話レッスンを受けながら、仕事としては、コールセンターで日本向けに営業していました。

入社当時は通信商材のB to Cの営業でした。日中は電話をかけ、仕事終わりはフィリピン人の先生と1対1で英語の授業、といったスケジュールです。

営業成績は、初月から達成していました。

そこから数ヶ月が経ち、商材が変わり、B to B営業になりました。

扱うものや顧客ターゲットが変わり心機一転、のはずが、ここでは、営業人生で初めての挫折。インターン生を含めランキングはビリ。悔しかったです。でもそこで負けるわけに行かないと。ちょうどそのタイミングで日本からマネージャーが立ち上げサポートに来てくれ、おかげで初月からチーム達成することができました。

同じ電話営業でも、商品が変わり、対象顧客が変わると営業が変わる、ということをここで経験しました。

 

セブでの休日の模様

 

~ドバイ事業編~

そこから海外事業部(東京本社勤務)に転属することになりました。

日本企業に「ドバイのスーパーマーケットの食品コーナーを活用し、商品のテストマーケティングを行い、ローカライズさせながら中東、MENASAの40億人マーケットに売り込みましょう!!」という提案営業です。

メンバーとドバイに出張に行かせてもらい、実際に現地のスーパーやモール等を視察したりもしました。毎日頑張って日本企業にアプローチを試みましたが、自分が未熟すぎて企業に提案が刺さらず、3ヶ月売上0で挫折。

営業と一言にいっても、いろいろで、いわゆる商品ありきの営業ではなく、企業の課題解決・目標達成のための提案を行うコンサルティング営業の壁にこの時ぶち当たりました。

 

宇宙から見える人工島、パーム・ジュメイラの先端に建つ5つ星ホテル「アトランティス・ザ・パーム」の前にて

 

~再びコールセンター事業編~

まだまだ修行が足りなかった私はセブ島でお世話になったマネージャーが日本に帰ってきて日本でもBtoB営業のコールセンター事業を立ち上げるということになったので、そのタイミングで東京の通信事業部の立ち上げに参画。B to Bの営業を再度基礎から習得しようと謙虚に勤しみ、11か月でサブマネージャーに昇格することができました。

最初の私のペアはガタガタでしたが、チーム予算は毎月達成できるようになっていたため、評価していただき、セブの拠点長に抜擢していただき、再びセブに行くことになりました。

2回目のセブだったので死ぬほど気合いが入っていたこともあり、チームメンバー全員が個人予算を完全達成する組織構築も実現できました。

 

~グローバル人材事業編~

ある日、社長から電話があり、来週ミャンマーに行くぞ、と。

今行っている外国人人材の事業の立ち上げを行うことになり、そのため、ミャンマーのエージェントや語学学校の視察に行きました。

我々が行っているのは、外国人人材を受け入れる日本企業の開拓営業なのですが、その人材の置かれている状況理解、エージェントとの打ち合わせのため、何度かミャンマーやベトナムに出張にいき、数人で事業を立ち上げ始めました。

ゼロからの事業立ち上げを責任者として経験したのは、入社から2年経った25歳の頃でした。

それから1年弱、事業責任者として外国人人材の紹介事業を行いましたが、事業責任者としても法人営業マンとしてもまだまだ未熟だったため、すでに立ち上がっている別の部署へ異動することに。

 

ベトナム視察の際の会食の模様

 

~動画を活用した集客マーケティング事業編~

ここでの事業は、VSEOといってVideo Search Engine Optimizationの略で、簡単にいうと動画のSEOです。Googleの検索結果の上位にクライアントのYouTube動画を表示させます。企業や店舗などに集客やブランディング、求人募集のため、このサービスを活用しませんか、という営業です。

大手、中堅、地域No.1のやり手経営者に「初めまして!」と言ったその日に数百万円の契約に合意してもらうという超絶シビれる営業。やり手の経営者とその会社をさらに伸ばすための営業戦略や競合他社がどんな展開をしているから我々はどのような策を講じていくか、など話していきますので、毎日が学びの連続で、仕事をしながら勉強させてもらっている感じでした。

ここで企業の課題解決をするマーケティング営業を再度勉強させてもらいましたね。

 

~グローバル人材事業に再チャレンジ~

そして、約半年の時を経て、ミャンマーで感じたアツい想いを胸に、8割が外国人やバイリンガル、トリリンガルというメンバーと共に、外国人人材を日本企業にマッチングする営業を再始動することとなりました。

現在は毎月50人ほど、日本企業様に受け入れてもらっています。この調子で進めば年間で1,000人は超えるんじゃないかってところまできてます。村が作れますね。この業界を見ても毎月のマッチング人数はトップクラスに入ると思います。

話は反れますが、日々の仕事は日本企業向けの営業ですので日本語を使うわけですが、休憩中や飲み会になると英語で会話するというのが日常的な光景です 笑。

 

どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?

正直、毎日苦悩の連続です 笑。

ですが、その「できないこと」を「できるようにしていくこと」にやりがいを感じています。

苦労はしていますが、その日々が楽しいです。

お客様がありがとうと言ってくださったときや、メンバーが達成したとき、成果が出たときはうれしいですが、事業をしているといいことばかりではありません。想定外のトラブルが発生することもあります。それでもその一つ一つをクリアしていくことが仕事なのだと考えています。

元々器用な方ではないので、大事にしていることは、とにかく言われたことを謙虚で素直な気持ちを持って(人一倍失敗しているからこそ)取り組むことですね。

とにかくできることを増やし、関わる皆さんからのありがとうのために頑張り続けます。

 

これから挑戦してみたい仕事は何ですか?

グローバルシフトアカデミーの立ち上げを行うことですね。その事業の建付けに挑戦したいです。

今、日本の課題は世界に通用するビジネスマンがあまりいないことです。

そこで我々は、ASEANやBRICSに続く巨大な市場と言われるMENASA市場のハブとなるドバイに、高校生や大学生などを招き、若いうちから世界を知り、世界の優秀なビジネスマンに触れ合う機会を創出するアカデミーを立ち上げます。オンラインとリアルで、文化、生活、宗教、言語など様々なものに触れてもらいながらビジネスも学べる、そんな環境を作っていきます。そしてその卒業生が、10年、20年後に世界で活躍する、そんなことを想定しています。

 

最後に事業部責任者として戦略立案から、現場のオペレーション、後輩の指導まで幅広くこなされていますが、何が阿南さんをそこまで駆り立てるのか、仕事の魅力、グローバルパートナーズの魅力はなんですか?

ニューヨークから帰ってきたとき、僕はまだ社会に出て働いていなかったわけなんですが、都内から千葉のベッドタウンに帰る電車の中で皆さん疲れた顔をしている姿を見て、なんというか、こういう生活はしたくないな、と思ったのを鮮明に覚えています。

皆さんそれぞれの人生を一生懸命生きていらっしゃるのでしょうが、僕は生活のために働くというよりも、自分の頑張りで周りを幸せにしたい、そうすることが僕の幸せになる、と思っていて、そのためにビジネスで世の中を良くすることができる人になりたいと考えています。

ビジネスが成功すればお金が稼げますし、お金があれば時間も作れ、好きな人たちと好きなことができる。だからこそ、ビジネスができる人にならないとならないんです。

20代はいばらの道を進みたいですし、ここでビジネスを学ぼうと決めて、やると決めたから。誰よりも人一倍やると。それだけですかね。

 

表彰式の様子(2020年秋ごろ)

 

2021年2月9日

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